はじめに
作品 | 話数 | タイトル | 放送日 |
美少女戦士セーラームーン(無印) | 第14話 | 新たなる強敵、ネフライト魔の紋章 | 1992/06/13 |
ネフライトの最初の活躍回です。
変身ポイント その1:ネフライト
ネフライトの館
うさぎたちが住む街の近くに突如現れた森。(たぶん浮かんでいる)
鬱蒼とした森の中には大きな洋館があります。それがネフライトのアジトのようですね。
内側からみる窓の形から、教会のような印象を受けます。(外観はそうでもないけど)
街の近くにあるように見えるけど、きっと人間には見えないやつですね。
人間界での姿
顔を隠したりはせず、服装も一般市民でもいそうな服装をしています。(キザ感強いけど)
人間界では青年実業家の三条院正人として行動しているようで、ジェダイトのようなコスプレは拝むことはできなさそうです。
変身ポイント その2:ターゲットの変貌
ネフライトはエナジーを吸うための人間を1人に絞り、その人間のエナジーが最高に高まったところでいただく、という作戦を使います。
今回選ばれたのが「西園寺瑠衣」という将来有望なテニスプレーヤーです。
ネフライトは作戦遂行のために瑠衣のテニスラケットにネフライトお手製の紋章を仕込みます。
紋章により瑠衣に変化が。
瞳が虚ろな赤紫色に変わり、男子学生も倒れてしまうほどの剛速球を投げたり、そんな練習に後輩を強制的に付き合わせたり、折れたラケットを足で蹴り乱暴に扱うなど、人が変わったようになります。
エナジーがピークに達するシーンでは形相もかなり変わり、声優さんの演技も相まって迫力を感じます。
そんな変化をすぐに察知したうさぎの親友・なるちゃん。
なるちゃんと西園寺瑠衣は姉妹のような幼なじみの関係です。
瑠衣になにかあったのか聞くも、「あなたには関係ない」と突き放されます。
それを涙ながらにうさぎに相談するなるちゃん。
闇落ちしたキャラクターの変化については常に興味深いなと思うところなのですが、変わってしまったキャラAを案じるキャラBの心情もセットで注視したいところです。
変身ポイント その3:妖魔テスニー
ターゲットのエナジーがピークに達すると、紋章から妖魔が登場します。
このときの登場演出がなかなか怖い!w
紋章が光り、赤と黒で表現された画面にグネグネと妖魔が黒い影として登場、そしてターゲットの目だけが白い。
妖魔の登場とともにエナジーを吸われたであろう瑠衣はその場に倒れてしまいます。
肌は白く、顔に三角のような紫色の模様があり、眼は黄色で唇は赤です。
髪は茶色の角刈りだけど襟足がちょっと長いタイプ。そしてコウモリのように大きな耳に赤くて丸い耳飾りをつけています。
今回から妖魔の「怪人」っぽさが強くなったなと感じます。
ジェダイトの時代の妖魔は全体的には割とシンプルな服装や見た目をしていたのが、デザインが凝ってきてゴテゴテな見た目になってきます。
また、妖魔自身が悪行をするわけではないため妖魔の「人間の姿」が無くなってしまったのは少し寂しいポイントです。
変身ポイント その4:夏服!
今回からうさぎたちの制服が長袖だったのが、半袖になります。夏服です!
袖が短くなると、袖のシワのせいで肩まわりが丸みがあってかわいらしくなるので好きです。
レイちゃんも夏服になっているのかしら。
通年放送されるアニメでキャラクターの服装が季節に合わせて変わると、見るところが増えるので楽しいですね~。
変身ポイント その5:タキシード仮面
今回、ルナもいない中、うさぎが1人で妖魔と戦う流れになったので、来るぞ…と思っていたらやっぱり来たタキシード仮面。
今回はベンチに座ったまま華麗に登場。座り登場は初なのでは?
加えて、薔薇を投げるだけではなく戦闘に参加する!これも初めて!
タキシード仮面の武器はステッキ。ものすごい勢いで延びて敵を攻撃します。
タキシード仮面のまともな戦闘シーンは初めてでしたので新鮮でした。
終盤、タキシード仮面が苦しそうな表情をする部分がありましたが、今後の展開のタネなのでしょう。
新しい変化がきそうで楽しみです。
感想
敵役が変わって、ひと区切りになったせいか、前回以前から変わったと感じることが多々ありました。
しばらくは「ネフライトによる紋章植え付け→事件がおきる→解決」の流れで話がすすみそうです。
加えて、タキシード仮面の秘密や新しい戦士の登場が入ってくるのでしょうか。
今後の展開も楽しみ!!
以上!